去年の今頃は身体が2つほしかった
一昨年、次男が気胸で入院、
病院によばれて開口一番
「なぜこんなになるまで放っておいたのですか」
CTによると間質性肺炎といって肺の中が嚢胞だらけで、お年寄りの肺のようだと・・・
そのために肺に穴が開いて気胸になったらしい
CTの画像からはこのままいけば10年位しかもたないとまでいわれた。
私たちは大学病院にも行った。20歳でこのような肺の画像は珍しいらしく病気の診断がつかなかった。
結局、肺好酸球肉芽腫の疑いで様子をみることになった。
そして去年の5月19日
ふたたび気胸で入院、
抗がん剤治療をしている衛さんを家に残して神奈川に行った
仙台と神奈川、あっちもこっちも心配で泣き泣き行ったり来たりしていた
結局、2週間経っても穴がふさがらず、手術をすることになった
次男は「お父さん大変だから、手術、僕一人でもいいよ。」
私が行ったり来たりするのを見てこの子も心を痛めているんだなあといじらしかった
「全身麻酔の手術なのに一人おけるわけないでしょ 」
この時ほど身体が2つほしいと思ったことはない
衛さんも「僕の命はどうなってもこの子は助けてください。」と祈っていた
組織検査でも結局病名の診断がつかなかった
本人は元気に学業とバイトに励んでいるけど
爆弾かかえているようで心配 です