ミニコンサート
2007年6月10日
教会の礼拝でサックスの演奏をさせていただいた
5日前の化学療法は新しい薬で本人にとってとてもきついものだった
コンサートの前日もやっとの思いで練習に出かけた
しかし、当日はそのようなつらさもわからないほど素晴らしい音色だった
衛さんもこれまでで一番いい音色だったと・・・
実は癌になってから
サックスはもう吹けないとあきらめていたようだった
だからあんなに好きだったCDも殆ど聴こうとしなっかった
4月28日、
衛さんが師と仰ぐ須川展也氏が出演するオーケストラを聴きに山形まで行った
それから気持ちが動いたのかも知れない
気分の良い日には楽器を手にして音は出さずに指先で練習していた
病気になってから最初で最後のコンサートだった
それは衛さんのすべての思いをかけた音色だった
関連記事