手術
手術の結果
癌は肝臓だけでなく腹膜にもリンパにも広がっていた
余命数ヶ月
それが私たちへの宣告だった
2年ならまだ時間がある、そう自分に言いきかせたばかりだったのに・・・
手術後の4日間は大変だった
熱、痛み、お腹が張って 水も飲めない
寝ていることも苦しくて椅子に座ろうとするが自分の力で起きられない
衛さんもじっと天上を見つめていて声をかけれない時があった
痛み止め、解熱剤、睡眠剤・・・
こんな状態なら早く家に連れて帰りたいと思った
4日目の夜中、
ものすごい汗で寝巻きを2度も替えた
朝になると熱が下がり、ガスも出てとても楽になったようだ
「これならごはんが食べられそう」と笑顔がもどった
ベッドから自分で起き上がり、ゆっくり ゆっくり洗面台まで歩いた
痛みが緩和されるって日常生活がこんなにも変わることを改めて感じさせられた
この記事へのコメント
余命数ヶ月・・・。
これまでホスピス医として数多くの患者さんに宣告してきたであろう言葉をよもや自分自身が受けようとは衛君も玲子さんも想像もつかなかったことでしょう。
それだけにこのDr.からの宣告は衝撃的であったに違いありません。
受け止めようとしても受け止められない厳し過ぎる現実。
衛君と玲子さんの精神的、肉体的な苦悩の日々の一端が胸に深く突き刺さります。
これまでホスピス医として数多くの患者さんに宣告してきたであろう言葉をよもや自分自身が受けようとは衛君も玲子さんも想像もつかなかったことでしょう。
それだけにこのDr.からの宣告は衝撃的であったに違いありません。
受け止めようとしても受け止められない厳し過ぎる現実。
衛君と玲子さんの精神的、肉体的な苦悩の日々の一端が胸に深く突き刺さります。
Posted by Dr.K at 2008年02月19日 18:00